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「GTIS.」経年変化レポート第1弾

「GTIS.」経年変化レポート第1弾

GTIS.ブランドトップイメージ

お久しぶりです、店長の古沢です。

今回のスタッフルームは、「エイジング(経年変化)を楽しみながら、永く大事に使っていただく」という、

デニムの本質を体現したデニム帽子ブランド「GTIS.」の経年変化レポートをお届けします。

デニムの奥深さ、そして「GTIS.」の魅力を古沢の主観的レポートでお伝えします!

デニム専門用語が多数出てきますが、ご容赦下さい。

また、別の機会にマニアックデニム用語解説もしたいと思います。
 
 
■目次■
・はじめに
・モデル名:0201B 
 愛用者:SELECT SHOP ROOTS135°店長古沢
・モデル名:0003B
 愛用者:帽子メーカー女性企画スタッフ Aさん
・モデル名:0001B
 愛用者:「GTIS.」デザイナー M氏
・まとめ ~SELECT SHOP ROOTS135°の想い~
 

-はじめに-

デニム好きにとって、デニムを身に付けることの醍醐味は、経年変化によって自分だけの色落ちに育っていくこと。

「GTIS.」は、全てのプロダクトに岡山県産のセルビッジデニムを使用しています。

ロープ染色でしっかりと染められたインディゴと旧式のシャトル織機で手間暇かけて丁寧に織られたセルビッジデニムは

簡単に変化が見られるようなことはなく、かなり手強い代物です。

それでも、じっくりと付き合っていけば、ジーンズやジャケットに勝るとも劣らない唯一無二の色落ちに必ず辿り着きます。

ヴィンテージデニムパンツからインスパイアされたこだわりのディテールを詰め込み、

老舗帽子工場の職人たちによる丁寧な縫製で仕上げられた「GTIS.」のデニム帽子。

永く付き合うことによって、自分の身体に馴染み、どんどん愛着が湧くのもデニムの魅力です。

あなたの相棒になる、お気に入りの1枚を探してみて下さい。
 
 
-モデル名:0201B
    愛用者:SELECT SHOP ROOTS135°店長古沢-


瀬戸内暮らしのノート

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こちらは、古沢愛用の「0201B」です。

8ozのライトなデニムを使用したメトロハット。

浅めで軽い被り感とツバ裏に施されたチェーンステッチによって、

ウネリのある凹凸のアタリが出るように工夫されているのが特徴です。
 

【基本データ】

着用期間:約6カ月

着用頻度:週2~4日

洗濯回数:16回

洗濯方法:洗濯機。

蛍光増白剤の入っていない洗剤(エマール)で、ネットに入れて単独洗い。

干し方:裏返して、天気が良ければ天日干し。
 

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色落ち進度は30%程度(古沢主観)。 

インディゴも濃く、全体的に毛羽も残っていて、まだまだ色落ちは楽しめる状態。

個人的好みですが、ライトオンスのデニムは古着のペインターパンツでよくお目にかかるくらい

使い込まれた明るめのライトブルーが似合うと思っているので、まだまだ育て足りないです。

8ozといえども、インディゴの染めはしっかりしていて思いのほか色落ちは進みません。

もう少しじっくりと付き合っていきます。

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頭の6方パネルの接ぎ合わせ部分とツバの先に薄っすらと「アタリ」が出始めています。

「タテ落ち」も頭の頂点付近から、僅かに出始めている感じ。

好みのライトなブルーに育つころには、頭のトップから放射線状にきれいな「タテ落ち」が入っている様子をイメージしています。

色落ち進度はまだまだですが、デニムはかなり柔らかくなり馴染んできました。

このデニムハット、とにかく被り心地が良く、被っていて楽。

私は、ほぼ毎日帽子を被っていますが手に取る確率はかなり高いです。

被り始めは、まだ糊も残っているので、しゃっきり、パリッとしていましたが、2、3回の洗濯で十分馴染みました。

さすがは8ozセルビッジデニム。

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レザーパッチもいい感じのアメ色に変化、未防縮のレザーなので、デニム同様に経年変化が楽しめます。

ロゴもかなり薄くなってきました。

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ツバ裏に施された「コア―糸」のチェーンステッチは縮みが生じ、デニム表面にウネリが生じています。

「アタリ」はまだほとんどなく、これからのエイジングが楽しみです。
 


 -モデル名:0003B
  愛用者:帽子メーカー女性企画スタッフ Aさん-


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「GTIS.」の人気品番「0003B」。

こちらは、帽子メーカーの女性企画スタッフさんの愛用品です。

小柄で頭のサイズも小さい(55㎝弱ほど)ので、被り始める前にぬるま湯に浸して、

じっくり糊落としをして、天日干しでしっかり縮めたそうです。

縮み具合はツバに顕著で、目視でも一回りくらいは縮んでいるように見えます。
 

【基本データ】

着用期間:約5カ月半

着用頻度:週3~5日

洗濯回数:24回

洗濯方法:洗濯機。

着用開始から3カ月頃までは、蛍光増白剤の入っていない洗剤(エマール)でネットに入れて単独洗い。

4カ月目以降は蛍光増白剤が入った洗剤も使用(トップスーパーNANOX、アタック抗菌EXジェル)し、

ネットに入れずに、その他の衣類と一緒に洗う。

干し方:天日干し、部屋干し。

 
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色落ち進度は30%程度(古沢主観)。

全体的に毛羽が残っていて、インディゴもまだまだ濃い。

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「アタリ」は頭の6方パネルの継ぎ目、サイズ元の腰テープ部分、ツバに少し出ています。

14.3ozのセルビッジデニムは、きれいな青みかかったネイビーに落ちてきていますね。

このくらいのデニムの濃さが好きな人、多いのではないでしょうか。

もう少し色落ちが進めば、すっきりとしたきれいなブルーになりそうな予感がします。

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レザーパッチはマットなアメ色に変化。

表面に少しシワが寄るように線が入っています。

未防縮加工の革なので、洗い方や干し方で個体差が出てきて面白いですね。

「GTIS.」ロゴも薄くなっています。

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「0003B」はツバ裏のチェーンステッチとツバ先のバイアス裁断テープが、

だんだん縮んでいくことにより、ツバが反り返ってくる設計です。

しかし、Aさんはフラットなツバで被りたいというこだわりで、

洗濯後、平らに整えて干しているそうです。

ひと手間かけることで、好みのツバにコントロールできるようですね。

ツバ自体は縮みがかなり進んでいて、ウネウネと凹凸が出ています。

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これから「アタリ」がどのように出るのか、楽しみです。
 


-モデル名:0001B
  愛用者:「GTIS.」デザイナー M氏-


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最後は、こちらも人気の「0001B」です。

全体の色落ち進度は75%といったところでしょうか(古沢主観)。

この帽子の持ち主は、何を隠そう「GTIS.」ブランドの生みの親であり、デザイナーのM氏。

相当ハードに被り込んだ色落ちは、さすがの一言。

「アタリ」の強弱もハッキリと出ていて、「生機」のデニムらしい色落ちに育っています。
 

【基本データ】

着用期間:約1年6カ月

着用頻度:週6日

洗濯回数:70回以上

洗濯方法:洗濯機。

初めの3回までは単独洗い、以降は蛍光増白剤が入った洗剤(アタック)を使用し、

ネットに入れずに、その他の衣類と一緒に洗う。


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「生機」とは織り上がった、そのままの状態の生地で、

防縮加工や毛焼きなどの「整理加工」が施されていないことを言います。

「整理加工」を施せば、製品としては格段に扱いやすくなりますが、表面は均一に引き伸ばされ、

ヴィンテージデニムが持ちうる独特の風合いや色落ちは損なわれてしまいます。

その点、「生機」のデニムは表面にネップ、毛羽が立ち、生地そのものは扱いづらいですが、

パンツやジャケットと比べると「アタリ」が出づらい帽子でも、画像のようなエイジングを見せてくれます。

少しダメージも出ていますが、メカニックキャップのデザインとハードな色落ちが相まって「アジ」として馴染んでいますね。

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切りっぱなしの赤耳のワンポイントも程よくほつれて雰囲気が出ています。

リベットも錆びて変色し、いい感じ。

余談になりますが、

昔、某有名国産デニムブランド直営店の店長が「僕はリベットの錆びの話だけで朝まで酒が飲める」と

豪語していたのを思い出しました(笑)

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革パッチのプリントはほとんど消えていますが、きれいなアメ色に変化しています。

もう少し、表面が擦れてきたりするとキャップの雰囲気ともさらに合ってきそうですね。

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新品の状態だとアイキャッチやデザインポイントになるホワイトの「コア―糸」のステッチも

ボディの退色が進むとデニムに馴染んで中和され、また違った表情に見えます。

「0001B」の色落ちサンプルとしては、ひとつの完成形と言っていいのではないでしょうか。



-まとめ ~SELECT SHOP ROOTS135°の想い~

瀬戸内暮らしのノート 
 
大量生産、大量消費に異が唱えられている今こそ、上質な材料を使い、

丁寧に作られたひとつの「モノ」としっかり向き合い、永く使い続けるというスタイルを

「GTIS.」を通して、私たちは提唱していきたいと考えています。

そのために、「GTIS.」はリペア(修理)対応も承っています。

ブランド名に込められた「Grow Together=共に育つ、In SETOUCHI=瀬戸内で」のメッセージ。

様々な人たちがデニムを育て、そのライフスタイルそのものがデニムに多様性として表現される、

そんなデニムの楽しさを知ってもらいたいというデザイナーの想い。

「瀬戸内」が誇る上質な資源とものづくりの技術から生み出されるプロダクトを発信することで、

「瀬戸内」の健康な労働環境を守り、子供たちへ繋げていきたいというSELECT SHOP ROOTS135°の想い。

この2つの想いを乗せて、「GTIS.」は未来へ進んでいきます。

経年変化レポート第2弾もお楽しみに。

ご精読ありがとうございました。

 

2020-09-19 20:55:57

スタッフルーム   |  コメント(0)

 

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